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近年の参加・協力刊行物

カルチャー雑誌『東京グラフィティ』にレビュー掲載

本日発売『東京グラフィティ2015年5月号』の特集「監督別・ジャンル別名作映画BEST149!」に
歴史通としてのレビュー執筆のお声がかかりました。

Tokyo graffiti─主に東京で生活する人々の近影を集めた若者向けポップカルチャー雑誌。

担当は日本の歴史映画BEST3。舞台が古い時代になるほどファンタジックな作品になってしまうし、戦争モノと有名監督作は被り防止で除外。
歴史専門誌ではないし、それっぽさ重視で、一般に言うチョンマゲで攻めようかなと。

 

☆おしゃれ雑誌の一角に銀杏頭ゾーン作りました☆

 

が、映画マニア大集合な誌面だけあって思いのほか浮いていません。さすが!
大きめな書店なら地方でも取り扱っている全国誌です。このブログの傾向に紐づく作品を選んだので、そのあたりにも興味のある方はぜひ手にとってみて下さい!

歴史ムック『壮絶! 幕末志士たちの最期』発売

メディアックス発行『壮絶! 幕末志士たちの最期』の伊庭八郎の記事に史料を提供しました。
私は文章にはノータッチですが、初版は該当記事に間違いがあるので一読者として訂させて頂きます。
山崎古戦場の現住所は、正しくは「神奈川県足柄下郡箱根町」付近です。
ライターさんは三枚橋城(沼津城)と取り違えたのかもしれません。

志士」と聞けば、坂本龍馬や桂小五郎ら勤皇系志士を想像する方が多いことでしょう。
このムックでは新撰組や奥州諸藩の幕臣ら佐幕系志士の壮絶な最期も扱っています。

上で指摘した通り記事にまで目を向けると誤りもありますが、画像豊富な「眺める歴史」ムックとしてボリュームある内容です。歴史物は絵や写真があると一層心が躍りますよね。
どのように生き、信念を貫いて散っていったかを扱う重いテーマに対して、月岡芳年らの華やかな錦絵が代弁しています。遺品や古写真、艶さえある錦絵の色彩の先にあった光景を想像して激動の時代の悲話を感じてみて下さい。

来年の大河ドラマ『花燃ゆ』に関わるヒロインや萩の英傑達にもスポットを当てているので、予習にもなりますよ。