海上自衛隊 第21航空群 館山航空基地
1930(昭和5)年6月1日 大日本帝国海軍横須賀鎮守府隷下「館山海軍航空隊」開隊。
終戦後、海上自衛隊最初の航空基地として、1953(昭和28)年9月16日に「館山航空隊」が開隊以来、海上自衛隊最大のヘリコプター基地として国防及び災害派遣等を行う。
第21航空(1961(昭和36)年9月1日新編、2008年3月26日に部隊改編)は群艦載型ヘリコプターの母基地として護衛艦にヘリコプターを搭載し海上・沿岸防衛、離島からの急患輸送など各種災害派遣等の任務につき、平成14年以降、テロ特措等に基づく協力支援活動など長期にわたり海外に展開し館山航空基地の隊員が活動しています。
(※第21航空群パンフレット参照・引用)
写真は展示飛行、搭乗登場の際に撮らせて頂きました。
▲海軍落下傘部隊発祥の地記念碑
第2次大戦の海軍落下傘部隊は、館山航空部隊で落下傘降下訓練を行い、昭和16年11月に戦闘に参加。戦死された隊員遺族の有志が平和を願って建立した。
他にも基地内には記念碑がある。
・基地殉職者の「悠久之碑」
・洲崎海軍航空隊へ移行された航空写真術科の「海軍航空写真分隊記念之碑」
・館山航空隊開隊10周年記念「海上航空再興之地」碑
・館山航空隊に配備された9試中攻(96式陸上攻撃機)隊の「海軍中攻隊之碑」
基地内に保存展示されている航空機
▲計量飛行練習機「B-65」
飛行学生が初級練習機の次に計量飛行訓練を行った練習機
S37~H4
※B-65の後ろに写っている黄色い練習機「KM-2」を撮りそびれました…
▲対潜哨戒機「HSS-2B」
S55.12.19~H12.12.8(展示は8085号。8090号が最初の館山基地装備機)
▲輸送機 「S61A-1」
南極地域観測輸送支援のため砕氷艦(南極 観測船)に搭載され、氷状偵察や物資輸送に活躍して毎年多大の成果を収め、南極観測には欠くことのできない存在。
S40.6.24~
▲対潜哨戒機「SH-60J」
HSS-2B型の後継機。護衛艦に搭載する艦載HSで、対潜戦、対水上戦等の任務を遂行する。
H3.9.30~
第21航空群は支援・派遣任務、訓練の他に記念行事やふれあいコンサート等、市民との交流も行っています。
館空のみなさんに改めて感謝!
(2013年1月15日up)